市政の動き−議会報告
【12.06.14】《75歳以上》肺炎球菌ワクチン補助制度「10月〜3千円補助」と答弁!
対象75才以上、65歳以上の障がい者 日本共産党が要求 !(6月市議会)
肺炎は日本人の死因の4番目であり、高齢者にとって深刻です。風邪から細菌性肺炎になりやすく、しかも進行が早いため治療が追いつかないのが現状。その予防策として肺炎球菌ワクチン接種が有効で、補助制度が求められています。現時点、実施しているのは県下54自治体中34市町村です。
西三河では実施ゼロ 知立市は実施表明!
日本共産党は6月議会で高齢者の肺炎球菌ワクチンへの補助制度を要求。保健健康部長は、「今年10月1日から補助制度実施」を表明しました。対象は75歳以上高齢者などの後期高齢者医療の加入者であり、補助額は3千円(自己負担は約5千円)です。
後期高齢者医療広域連合からの補助が出なくても市単独で実施すると表明しました。左表は主な自治体の実態です。
※対象者に個別通知・・ 今年度は75歳以上と65歳以上の障がいのある対象者全員に市が直接通知します。広報やホームページでも案内を予定しています。
《高齢者用肺炎球菌ワクチン》
高齢者を中心に肺炎で亡くなる人は年間は約8万人。免疫力の低下により罹患者が増え悪化も早いと言われています。このワクチンは1回の接種で約5年ぐらい有効といわれ、予防効果が期待されます。
《ポリオ》不活化ワクチン9月実施。広報・HPで周知!
ごく稀にポリオの生ワクチン接種でポリオを発症する例があり、安全性確保のため「生」から「不活化ワクチン」への切り替えが問題に。日本共産党は「不活化ワクチン」の早期採用を要望してきましたが、9月から実施されることになりました。