市政の動き−議会報告

【14.08.08】《西中遺跡群》荒新切遺跡の「遺跡公園」化に向け、9月補正に基本構想策定を予算化か。

 遺跡公園化を最初に提案・・早期整備に向け予算化を!日 本共産党

 市内西中町には、10ヶ所もの遺跡が点在しており、「西中遺跡群」と呼ばれています。猿渡川とその支流である吹戸川に挟まれた地域に荒新切遺跡(約3000㎡)があります。日本共産党の高橋憲二議員が、いち早く「遺跡公園」化を提案。市は提案を受け、知立市荒新切遺跡保存用地整備委員会を立ち上げ、「遺跡公園」の検討をしています。  

 子どもの感性・想像力を育む遺跡公園に!

 荒新切遺跡は、弥生時代中期に集落がつくられ、これまでの発掘調査で弥生時代中期と古墳時代前期から中期の竪穴式住居跡及び土器、石器類が出土(下写真)している貴重な歴史遺産です。
 日本共産党は、この貴重な遺跡を草ぼうぼうに荒らしておくのではなく、子ども達に知立の歴史を伝え、感性・想像力を豊かにする「遺跡公園」として整備することを提案してきました。13年度第2回整備委員会(12月17日)では、「子どもたちにも遺跡の重要性を理解してもらい、後世につながっていくように取り組むことも必要」との意見がだされています。  

 「遺跡公園」の早期実現をめざせ!

   市教委は、14年度予算に「遺跡公園」の基本構想策定、15年度に実施設計策定、16年度に整備工事を計画し、14年度の当初予算に基本構想策定予算600万円を要求。しかし、財政部局は、予算化を見送りました。その後、教育部は14年度第1回整備委員会(7月24日)で、整備に向けた素案及び、基本構想策定にむけ、9月補正予算を要求すると説明。担当部長は、「少しでも前に進めたい」と意欲を示しています。
 日本共産党は「遺跡公園」の早期実現に、引き続きがんばります。

     =高木まんが=

 

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