市政の動き−議会報告

【20.10.01】新型コロナウイルス感染症関連 中小企業者等支援事業実績は

知立市のコロナ対策支援の10事業 予算総額約5億円余に対し66%実施

   9月議会本会議質疑で日本共産党市議団の牛野北斗議員は、コロナ禍での事業者支援を質問しました。これまでの実施実績を資料要求。資料では予算総額5億円余に対して実施率は66%と低い結果に。コロナ禍が長期化する中で、事業対象要件の緩和などで残額を生かし、更なる事業者支援の拡充が必要です。

市長答弁「PR不足だった」

  新型コロナ感染症に関する中小企業者等対策支援事業は、国の制度に加え市は9事業を実施(予定1事業)しています。本会議質疑で市は「事業を知らなかったという声がある。PRが不十分だった」と認識を示しました。これまでの予算総額は5億1千万円余です。
 日本共産党の牛野議員は「支援が必要な人に届いていないのは問題」と指摘、本会議質疑での現状の資料提出を要求しました。市が示した資料(9月4日現在)を基に計算すると予定事業を除き、予算に対する実施率は約66%でした。

「中小企業者等緊急支援金 予算残額は約8千万円」

 愛知県の休業要請協力金(交付実績280件、不交付11件)の対象外事業者へ市が独自で10万円を支援する中小企業者緊急支援金は、を市は受付期間を9月末としていますが、延長を検討。約8千万円が予算残額です。市は延長に際して売上減少などの要件を緩和し、対象者の拡大を行うべきです。

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