市政の動き−議会報告
【21.04.07】頑張っています。3月議会 4月から18歳年度末までの入院医療費の無料化が実現。コロナの社会的PCR検査の拡大を提案
コロナ危機のもと福祉・暮らし充実を提案 介護保険料・国保税の値上げストップに
知立市議会3月定例会は3月18日に閉会、日本共産党市議団は長期化する新型コロナ感染症対策で市民生活を守る立場で奮闘。21年度予算では新たに多胎児の一時保育料等の軽減、障がい者の基幹相談センター開設、外国人支援としてタブレットを用いたテレビ電話通訳システムの導入などが盛り込まれました。
要求実現! 入院医療費が高校卒業まで無料に 多子世帯から「助かる!」の声
知立市は今年4月から高校卒業(18歳年度末)までの入院医療費を無料とします。市は目的を「子育て支援に有効な施策」と説明。3月議会で日本共産党は「経済的な不安なく安心して医療を受けるためにも重要」と条例改正に賛成討論しました。さっそく、多子世帯の母親から「子どもがよく入院するするからとても助かる」と声がよせられました。
今回の無料化はいったん窓口で自己負担分を支払い、後から市に返還を申請する方式です。また、すでに働いてる人も対象です。日本共産党はこれまで、子ども医療費無料化を一貫して要求してきました。
気候危機!温暖化対策に市をあげて取り組みを 「ゼロカーボン達成を求める」陳情採択
3月市議会に「ゼロカーボン達成に向け取組み推進に関する陳情書」が提出され、全会一致で採択。これは、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロを目指すカーボンゼロ宣言を行い、市をあげて温暖化対策に取組むよう求めるものです。日本共産党はこれまでも気候非常事態宣言をするよう提案してきました。佐藤議員は「市長はカーボンゼロを含めた気候非常事態宣言に踏み切るべき」と賛成討論しました。国はカーボンゼロ宣言をしたものの、原発や火力発電依存の政策を変えていません。今こそ再生可能エネルギーに転換すべきす。今こそ再生可能エネルギーに転換すべきす。
社会的検査。常に不安と緊張の中の介護現場 市は早急にPCR検査の実施を
愛知県は新型コロナに感染しても無症状にある人を保護・クラスター発生の予防のため入所の介護・福祉施設の職員への社会的PCR検査を実施。3月28日現在、約19,000人が受検、市内事業所も検査が実施されました。
3月議会で牛野議員は「県の対象外のデイサービスや訪問介護へは市が独自で検査を」と提案。また「入所者の体調管理が行われているが、新規入所者からの感染リスクは避けられない」と入所時のPCR検査補助を提案。市は「有効性はある。検討したい」と答弁しました。
21年度 予算 国保税・介護保険料の負担軽減 日本共産党が予算案に賛成討論
国民健康保険について市は「コロナ禍で大変な市民を応援する」「基金の活用で値上げをしなくても対応できる」とし、2021年度の国民健康保険税額が昨年度に続き据え置きました。日本共産党は、約5億円の国保基金の活用で保険税の値上げは不要と提案してきました。
21年度から第8期の介護保険事業計画がスタートします。日本共産党が提案したように介護保険基金を活用した介護保険料を据え置きました。併せて、低所得者の保険料が軽減されます。