市政の動き−お知らせ

【23.01.31】NO,2162  コラム

愛知地球温暖化防止戦略2030(改訂版)のパブリックコメント

   愛知県は、「あいち地球温暖化防 止戦略再生2030(改訂版)に対す るパブリックコメントを12月に募集、 中島たかし議員は次のような意見 提出しました。

環境問題を考える場合、原材料の調達、輸送、使用、廃棄までをトータルで考慮する「ライフサイクルアセスメント」が必要である。 例えば、水素は燃焼時CO2を排出しないが、製造過程で化石燃料を原料とし、液体水素として海外から輸入するため、化石エネルギーよりはるかに環境への負荷は大きくなる。アンモニアについても同じことが言える。
 原発は発電時の核分裂反応ではCO2を排出しないが、大量の冷却水を使い、海水温度を上げている。また、燃料棒製造では、鉱石の採取とウランの濃縮、海外からの輸送、使用済み燃料の処分まで大量のCO2を排出し、到底クリーンエネルギーとは言えない。
 今回の改訂版では自然エネルギーの地産・地消が重視されている点は評価できるが、海外からの水素、アンモニアの輸入を想定していることは評価できない。全てのエネルギーを再生可能エネルギーで賄うべきである。    

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