【25.11.30】NO.2299 タウンミーティング参加者から知立市の課題 について多彩で貴重な意見表明がありました
第一部は9月市議会の委員会での審議を報告 第２部は市民と議員のタウンミーティング
知立市議会は11月８日、第52回」議会報告会を中央公民館で開催しました。第一部では、9月市議会における３常任委員会及び各予算決算分科会（補正予算、令和６年度決算）の審議内容を報告。第２部では、市民との意見交換を行うタウンミーティングを各常任委員会ごとのテーマに沿って参加者と意見交換を行いました。参加者は会場に12名、オンラインに６名でした。参加者は少ないものの貴重な意見が多く寄せられました。以下、主な審議内容及び意見交換の概要をお知らせします。
補正予算、条例、令和６年度決算の質疑報告
◆企画文教委員会の補正予算審議では、猿渡小学校用地購入（１億５３００万円）についての質問を報告。市は将来的な児童数増加に備え、隣接地を１０００�峭愼�。代替駐車場や施設拡張に対応できる基盤を整備し、柔軟な学校運営を可能にするとの答弁を報告しました。
◆市民福祉委員会は、第２子の保育料の免除及び半額軽減を実施する条例改正の審議内容等を報告。半額軽減の所得制限を無くすべきとの質問に、市は愛知県の制度（所得制限あり）に合わせてやっていきたいとの答弁を報告しました。
◆建設水道委員会は令和６年度一般会計決算を報告。鉄道高架事業で約１億７千万円もの不用額が出ているが、工事は計画通り進んでいるのかとの問いに、市は工事は想定の範囲内で計画通り進捗している。令和８年３月の名古屋本線。名古屋方面の高架切り替えは予定どおり行われるとの答弁を報告しました。
（※報告会後、県から高架事業の３年延長が通告されました。）
「みんなで考える これからの生涯学習」
企画文教委員会のタウンミーティングは、「みんなで考えるこれからの生涯学習」をテーマに意見交換をしました。以下、主な意見です。
◇堅苦しい学びではなく、気軽に立ち寄って交流しながら学べる場所が求められている。
◇「生涯学習」という言葉にはどうしても年配の方をイメージすることが多く、若い世代や子どもの参加が少ないという課題があるのでは等の意見があり、誰もが地域の中で自然に学び合う、知立らしい生涯学習をつくっていこうと認識を共有しました。
「子育て支援について」
市民福祉委員会は、「子育て支援について」をテーマに意見交換をしました。
◇共働きで子どもが病気などになった場合、夫婦が交代で休むが、職場の理解がないと休みづらい。
◇子どもを保育園に預けて、働きたいが、待機児となり預けられないのはなぜか
◇最近の温暖化で夏は外で遊べない。室内遊具のある場所があったらよい。
「ミニバス等の市内の公共交通について」
建設水道委員会は、「ミニバス等の市内の公共交通について」をテーマに意見交換をしました。。
◇高齢でも運転を続ける方が多く、免許返納後の外出に不安がある。
◇足腰が弱い高齢者にはミニバス停まで歩けず、家にこもりがちになる。
◇近隣市では「乗合デマンドサービス」の活用が進んでいる等の意見がありました。
