市政の動き−議会報告
【15.06.01】《これでいいのか》知立駅南土地区画整理事業（6.8�如紡�1期、第2期にわけ整備する方針
関係者から整備は不要、不満の声も第1期地区に留めよ(日本共産党)
知立市議会は５月22日、知立駅周辺整備特別委員会を開催し、市より駅南土地区画整理事業など報告を受け協議しました。市は平成35年度完了の鉄道高架事業に合わせ、知立南北線と知立環状線の接続のため、駅南区土地画整理事業を実施する方針です。市は第1期地区、第２期地区（上図）にわけて実施を検討と報告。日本共産党は、以前から南北線は単独買収での実施を提案してきましたが、区画整理をやるにしても第1期地区に留めるよう要求しました。
市のアンケートに地権者の91％が回答
知立市は、駅南土地区画整理事業実施にむけ、Ｈ28年度に国の事業認可を計画し、区域内の地権者55名に対して、アンケートを実施。50名（91％）から回答がありました。
【意見・ご要望の一部】
■事業について
・早く事業化して ほしい。
・区画整理、鉄道 高架が予定どお り工事がすすむ ことを望む。
・暮らしに不都合がないので、 整備は不要。
・再区画整理に不満がある。
■まちづくりの方向について
・住宅地として閑静な環境を 維持してほしい。
・南側（駅の）は静かな住宅 地にしたい。
・夢のようなまちになりそう でとても楽しみです。
南北線開通でどうなる駅南商店街
知立南北線と知立環状線の接続は、駅南土地区画整理事業の第1期地区整備で完了します。日本共産党は、「アンケートで静かな住宅地を要望する声があるが、南北線が宝昭和線までの開通により、市外車輌の通過交通が増加し、閑静なまちとバッテングする」と指摘。市は「本町堀切線（駅南商店街どおり）の代替であり増加する」と答弁。また、「南北線開通により、駅南商店街の人の流れが変わり、営業に影響が出るのでは、まちづくりというが影響調査を実施したのか」との指摘に、「まちづくり研究会には参加している」と答えるも調査はしていません。商店街の浮沈みに係る大問題です。
市は第２期地区について、まちづくり拠点施設を構想し、大型工場用地の土地利用転換の方向性を企業と協議し、平成28年度まで事業方針を決定するとしています。
日本共産党は、財政負担が重いことを指摘し、第1期地区に留めること要求しました。
