活動日誌−東奔西走
【11.05.09】2011年のかきつばた
業平像がみつめる花は
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
旅をしぞおもう
在原業平が都に残した恋いしい人を思いながら詠んだその昔、杜若の花はどのように咲いていたのでしょうか。
一昨年、知立の杜若が水の入れ替えに時期を同じくして、病気が蔓延して、だめ(?)になり、見るも無残で観光客をがっかりさせました。旧跡保存会の方々が土の入れ替え、苗の入れ替えと努力され、今年、苗は不ぞろいながらもきれいな花が見られるようになりました。昨年建立された業平像もほっとしているようです。
かきつばた園の北側からスロープをとおり入園できます。知らない方がまだ多いのでは?
車椅子の方も園内のスロープで、かきつばたを見やすくなりました。多目的トイレの設置と、そのすぐ裏に、これまで閉鎖されてなかった北の入り口が新たにでき、スロープで車椅子の出入りも可能になりました。
声があがってから10年以上になりますが、やっと誰でも訪れることができるかきつばた園になりました。
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