市政の動き−議会報告

知立駅周辺整備特別委員会(11月20日開催)のご報告。【08.12.01】

知立駅周辺区画整理事業。一貫して問題点を指摘してきた日本共産党。

   現在の知立駅は、スクランブル信号で東西南北からの車両が駅前ロータリーに進入できる(写真)構造ですが、現在すすめている駅周辺区画整理事業では、中央通り商店街からの東西交通を駅前ロータリーによって分断する構造です。計画通り整備されると商店街と駅との間に壁ができ、「地域が東西に分断される」(関係者)ことになります。
 日本共産党はいち早くこの問題を取り上げ、「区画整理で駅東商店街は大打撃を受ける」と指摘。東西交通を確保するよう計画変更を要求。市はその都度検討を約束してきました。すでに仮換地も指定され、移転や立ち退きが始まりましたが、計画はそのままです。

「都市計画の変更も検討対象」市が商店街と意見交換を実施。20年度でやっと実態調査へ。

   特別委員会で市は、10月から商店街との意見交換を始めたと報告。東西交通を確保する方法として、(1)都市計画変更による東西道路の確保、(2)東側からロータリー内を通過する方法の2点をあげ、交通量や商店街の実態調査をもとに検討を深めると答弁。20年度でやっと重い腰を上げた市ですが、「大幅な変更は交通処理ができず困難」とも。しかし、市民の目線での見直しは必至です。(写真は駅前スクランブル交差点。ここが閉鎖の計画)

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