市政の動き−お知らせ
知 立市長選。新人が大差で現職破る.自公政治への批判が追い風に【08.12.04】
知立で初の民主党単独推せん市長市議会は2名の少数与党での船出
30日に投開票された知立市長選挙は、新人で前市議の林郁夫氏=民主推せん=が、再選をめざした現職の本多正幸氏=自民・公明推せん=を破って初当選しました。12年ぶりの選挙戦でしたが、自民党は大敗し知立市では初の民主党単独推薦の市長が誕生しました。当日有権者数は5万836人で、投票率は55・82%でした。
県議選に続いて自民党が連敗
今回の市長選で、民主系候補が大勝しましたが、その背景には、自民・公明政治へのかつてない批判の高まりがありました。厳しい金融危機が広がる昨今、まともな対策も立てず総選挙を先送りする麻生政権への失望と怒りの一票一票が、知立市政を変える願いと重なって、市長選での民主推せん候補への支持の流れをつくりました。
自民党は、昨年4月の県議選の敗北を教訓に「全力で戦いました」(自民党市議)が、連続して敗北。自民党は知立市長で初めて推せんの足場を失うことになりました。
日本共産党は、市長選挙で候補者を擁立できませんでしたが、自公政治を変えるため、来るべき総選挙で全力を尽くします。
是々非々をつらぬく日本共産党市議団
当選した林郁夫氏は、「知立一新」を掲げ、行財政改革の推進を公約していますが、問題は改革の中身です。日本共産党は、引き続き市民要求実現の先頭に立つとともに、新市長の提案を市民の立場で吟味し、是々非々をつらぬいて奮闘する決意です。
知立市議会の会派構成は下表のとおりです。
新市長の与党会派は市民クラブ所属の2人。副市長人事や09年度予算案及び関連条例は、市議会の議決なしには成立しません。市民の願いを的確に把握し、ていねいな行政運営が求められます。新市長の任期は12月23日から4年間です。