市政の動き−議会報告

【09.04.22】知立消防署、念願の個室仮眠室!

24時間勤務者のために22室の仮眠室が完成

 知立消防署に念願の個室仮眠室が22室完成しました。隔日とはいえ、24時間続けて勤務する署員にとって、少しの時間でもゆっくり仮眠できる部屋が必要です。これまでは大部屋の仮眠室のため、寝返ったら隣の人の顔にぶつかるなど、とてもゆっくりできない状況でした。日本共産党市議団は、消防の合併前から要求、衣浦広域連合議会でも提案を続けました。20年度は、高浜署でも設置されました。

知立署員45人、うち36人が隔日24時間勤務

 知立署は、救急、火災時に出動する消防署員を36名配置し、18人ずつの班で24時間・隔日勤務の体制です。別に、日勤者が9名配置されていますが、欠員が出ればいつでも夜間勤務に加わります。
このような中、夜間、少しでも休養できるよう仮眠室改善の声が上がっていました。 日本共産党市議団は仮眠室個室化を広域連合議会でも要求、やっと実現しました。
知立署の1階に男子用6室、女子用2室、2階に男子用14室の合計22室です。

個室仮眠室がないのは4箇所。あと3年で設置。

   広域連合には刈谷市に3署、碧南市に3署、安城市に4署所、知立市、高浜市の各1署と12の署所があります。そのうちまだ、個室仮眠室がないのは4箇所です。今後左の表のように、3年間で順次設置される見通しです。

08年の救急出動18789件、火災出動195件

さて、08年1年間の広域連合の救急出動は1万8789件、火災出動は195件でした。前年よりいずれもわずかながら減っています。知立署では救急・火災出動は1日平均で約20回。署員は緊張の連続です。消防署員の健康管理こそ、市民の安全を守る大前提です。団塊の世代の大量退職をふまえた職員の前倒し採用も重要な課題です。

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