市政の動き−議会報告

【09.08.26】新型インフルエンザ=知立市が感染予防対策としてマスク、消毒液などを先行購入。

秋以降の大流行に備えて予備費を充用して備蓄へ

   厚生労働省は19日、新型インフルエンザに感染した名古屋市内の女性(80歳)が死亡したと発表。国内での死亡者は3人となりました。知立市は、新型インフルエンザが強毒性になる恐れもあるとして、「サージカルマスク及び消毒液などを先行して購入する」ことを決め、7月29日の各派代表者会議で「予備費を充用し対応したい」と表明。8月6日に入札を実施しました

今月に入り急増。名古屋で死亡者も

  国内の新型インフルエンザ感染が全国的な流行水準にほぼ達しており、秋以降に大流行が懸念されることが18日、国立感染症研究所の調べで明らかになりました。今月9日までの1週間で全国約4700の定点医療機関から4630人のインフルエンザ感染報告があり、流行指数となる「1人」に相当する0・99人を記録しました。全国推計6万人とされる患者のほとんどが新型の感染者と見られます。
「感染研」によると、夏場のインフルエンザの流行は、調査開始の1987年以来前例がありません。しかし、今年は7月から増加傾向になり、8月2日までの1週間が0.56、9日には0,99に達しました。

広がる感染者知立市でも

   知立市では、7月8日に市内最初の新型インフルエンザ患者が確認されて以降、感染者は広がっています。知立市対策本部は7月22日、こうした事態を重視し秋以降の本格的流行に備え、マスクなど感染防止備品を先行発注することを決定。90日分を備蓄する方針です。
 具体的にはインフルエンザウイルスの拡散防止に有効なサージカルマスクを30万枚、ポンプ式ボトル500mlの消毒液8000本分及び、防護服30セットを購入するもので、8月6日に入札を執行。遅くても10月末の納品を予定しています。

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