市政の動き−議会報告
【09.08.19】えっ!高齢者いきがいセンター、来年4月オープンは困難、6月1日か。
市長が事務の遅れを陳謝。契約議決の8月臨時議会上程に支障。
林市長は8月11日、知立市議会各派代表者会において、来年4月オープン予定の高齢者いきがいセンターについて、「8月臨時議会に契約議案の上程ができず、年度内完成困難」として陳謝しました。市の説明ではオープンは来年6月1日で2ヶ月遅れになります。高齢者いきがいセンターは09年度事業、来年4月オープンできないことは、林市長の重大な責任です。
年度内完成を断念。市長が議会に報告
福祉の里八ッ田の施設内にあるシルバー人材センターは、高齢者いきがい活動の場として手狭なため、建設が計画されのが高齢者いきがいセンター、施設内には障害者ふれあいスペースも。来年4月オープン予定の計画に関係者の期待が集まっていました。事業の遅れは関係者を裏切るもので、市長の責任は重大です。
建設には240日の工期が必要で、6月議会に契約議案を提出するのが本来の流れです。しかし、8月5日に建築確認が許可されたため、入札日程を考慮すると、8月26日の臨時議会にさえ間に議案提出ができない実態です。結局9月議会最終日10月1日、最終本会議に追加上程したいと説明がありました。
10月2日工事着工、年度またぎの契約に。
工事着工は9月議会で議案可決後の10月2日となり、年度内では工期240日の確保ができず、年度をまたぐため、8月臨時議会に継続費設定のための補正予算を提出する」ことに。工事完了予定は来年5月29日、「6月1日オープンに何とか間に合わせたい」と表明しました。
計画的に取り組む姿勢の欠如ただす
市は確認申請から建築確認の許可までに予定より時間がかかったと言い訳しましたが、今や確認申請に女官がかかるのは常識。逆算して間に合わせる取り組みが必要であったことは言うまでもありません。
日本共産党は、市民の期待に応える姿勢の欠如を厳しく批判しました。