市政の動き−議会報告
【09.09.25】ミニバス。 来年度でバス1台増車へ、懸案の知立団地路線新設検討を表明。
名鉄バス路線廃止を考慮=市が基本方針表明=
08年4月から4台に増車されたミニバスは、年間16万5千人が利用する貴重な公共交通機関として、高齢者・市民に喜ばれています。それだけに運行コースの変更や増車など改善要望も切実です。特に08年4月から名鉄バス路線が廃止された昭和地区の路線の充実は大きな課題です。9月議会でもバスの増車や団地路線の新設が問題に。市当局は、「来年度バス2台を更新するが、その時点で3台にするよう努力する」と答弁。知立団地路線の新設検討を表明しました。
一日平均利用者は458人に増加。
知立のミニバスは、4台4コースで一日10便または11便。始発は午前6時台後半ですが、最も早いのは、昭和グランド6時30分発の知立駅(6時56分着)行き。名鉄バス廃止により、サラリーマン向けに編成されたダイヤです。終バスは午後6時〜7時台となっています。
来年度バス2台更新。1台増車に努力表明。
知立市は当初導入した2台のバスが来年度更新時期の10年目を迎えることから、新車の導入を予定しています。バス1台当たりの購入費2千万円、運営費1800万円(年)を予定しています。9月議会で日本共産党は、知立団地線の1台増車を要求。「実施計画では来年度で2台購入するが、予定した予算内で何とか3台になる努力をしたい」と表明。林市長も「知立団地線を改善するには増車するしかない」と見解を述べました。
10月1日〜高齢者の運転免許証自主返納者にミニバス2年間無料というが
知立市は10月1日から、65歳以上の高齢者の運転免許証の自主返納者に対して、ミニバス無料券を2年分交付します。マイカーに代ってミニバスの利用を呼びかけるものですが、ミニバスが使いにくければ効果は上がりません。日本共産党は、免許証返上者のためにも、バスの増車を求めました。