市政の動き−議会報告
【10.04.14】西学童保育室の増築工事、2年越しの継続。7月から利用可能に
残るは、花山児童センターの増築。早期実施を要求=日本共産党=
西小学校区の学童保育施設である西児童クラブの増築工事が着工され、6月30日の完成に向け急ピッチですすんでいます。もともと10年4月のオープン予定であったものが3か月遅れて実現することになりました。学童保育所増築は日本共産党が一貫して要求していたもので、今回の西児童クラブを含め6施設で増築が実現。残るは花山児童クラブだけであり、早急な具体化が求められています。
床面積が7割増で約240㎡に。定員は105人に。
西児童クラブの既存床面積は140・15㎡、今回の増築で96・6㎡増えるため約7割増しの240㎡弱となります。現在の定員は55人ですが、7月以降は50人増の105人を予定。児童一人当たりの床面積は2・3㎡程度です。10年4月1日現在の入所申請は77人、夏休みにはさらに34人が入所を希望。働く女性の増加で学童保育の要求は大きくなるばかりです。
未設置地区の児童センター建設も
知立市の「子どもプラン」では、児童センター未設置の猿渡及び八ツ田小学校区について、14年度を建設目標年次に掲げており、具体化が注目されます。また、花山児童クラブの増築は11年度以降早急に着手すべきです。
実は、市は西児童クラブ増築を一旦は予算カット。日本共産党の追及で復活したもの。
西児童クラブの増築工事は、09年度当初予算に計上され、10年4月には完成する計画でした。しかし、就任早々の林市長が増築分の予算をカット。日本共産党は林市長の姿勢を批判し、増築予算の早期復活を求めて奮闘しました。市当局は、年度途中に補正予算で対応することを表明。昨年12月議会で増築予算を計上し、2年越しの建設となったものです。