市政の動き−議会報告

【10.12.10】興和紡跡地に 大型ホームセンターが出店計画!しかし知立東高校正門前!しかも幹線道路なし

交通安全に心配のこえ続々!12月市議会で日本共産党が厳しく質問!

   興和紡跡地(アピタ西側)に巨大なホームセンターの出店計画が明らかになりました。出店者は大阪府堺市に本社を置くコーナン商事(株)。同社は、西は九州から東は千葉県まで229店舗(内中京地区に11店舗)を有する住まいの修理・補修・生活用品の販売業者です。11月19日の地域説明会(中央公民館)には会場いっぱいの約70人が参加。幹線道路に接しない大型店出店計画に参加者からは厳しい批判の声が相次ぎました。日本共産党は12月市議会で問題点を指摘し、改善を求めました。

早朝6時15分開店!知立東高校、生徒の登校時間とバッティングか!

   第1の問題は開店時間。コーナンは「プロの人たちを相手に材料を提供したい」と説明していますが、知立東高校の通学時間帯と重なります。生徒数は999人(4月1日)、その9割が自転車通学。しかも、「7時40分から朝の補習を実施」(学校)しており、正面玄関付近では、利用者車両とのバッティングが心配されています。また、当該地域は猿渡小学校の通学エリアで、広見3丁目など周辺から31人が通学しています。
日本共産党は、「少なくとも開店時間の午前9時への変更。西側、北側敷地内に歩道の設置」を提案。市当局もコーナンへの行政指導を約束しました。

車での利用が最も多いと思われる、衣豊線側道の出入口は、危険・渋滞・問題点多いと予測される

   第2の問題は、進入路が南側の衣豊線側道からの一か所しかないことです。衣豊線の当該交差点には右折帯も信号機もなく、入店・退店車両が右折、左折、直進など入り乱れ、極めて危険な交差点になります。日本共産党は、右折帯設置など交差点改良を提案。市当局は「信号機設置など改良が必要になる」と答弁しました。
問題の来店者交通量について、コーナン提出の交通量予測が実際の半分以下の過少台数であることが判明。開店時間(14時間45分)を7時間として計算していたもので、市は「再提出を求める」と答弁しました。

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