市政の動き−議会報告
【11.02.24】衣浦消防2月議会にて入札問題を一般質問、そこで火災と指揮隊の実態浮上!
指揮隊は一隊だけでよいのか!?=日本共産党中島議員が追及=
【指揮隊】について
「消防力の整備指針」で各署に指揮隊の配備を明記
平成17年6月「消防力の基準」が改正され、現場指揮体制の充実を図り、安全管理の徹底を図るため指揮隊の設置基準が定められました。火災現場では多数の消防職員が連携しながら活動しますが、近年の複雑多様化する火災現場では、毎年、殉職事故をはじめ負傷者が出ているという背景から、「消防力の整備指針」で指揮隊を署ごとにそれぞれ一隊配置すると明記。
現地到着まで 平均13・5分!
指揮隊は指揮車(指揮本部台、通信用のパソコン、受信機、照明器など装備)で出動、現地で情報収集、消防本部との通信、安全管理など効果的消防活動の指揮を任務とします。各署に1隊配置するとされましたが、衣浦東部広域連合では200平方kmという広大な地域に指揮隊は1隊(刈谷南分署に配備)のみです。よって、現地到着時間(下の表)は、平均で13・5分、最長で26分もかかっています。指揮隊が先着消防隊より平均7分遅れでは話になりません。消防力の整備指針に基づく拡充が必要です。しかし、「その計画はありません」と答弁を繰り返すばかりでした。
すべての入札で落札率を公表せよ!
広域連合では、消防車輌など物品購入は指名競争入札で行っていますが、予定価格の事後公表をせず、落札率も不明です。透明性の高い入札のため予定価格の公表を求めました。「管内5市を見て検討」と答弁。現在、公表しているのは知立市と高浜市だけ、大きな市が実施していないからという感覚では困ります。