市政の動き−議会報告

【11.10.24】《太陽光発電 設置住宅》11年9月末、家庭用(低圧契約)746件 3,079kWに

 09年度〜家庭用に補助制度福島第1原発事故で設置進む

   太陽光発電設置に対し、知立市は09年度から補助制度をスタートさせました。それにより設置が広がりましたが、福島第1原発事故でさらに設置が進み、今年度は年間予算を9月までに使い切ったため、補正予算を計上。中部電力?刈谷営業所の報告によると知立市内の家庭用太陽光発電設置住宅は総数で746件、3079kWとなっています。

 市4万円/kw(上限16万円) 国4.8万円/kw(上限48万円)

   知立市は「地球温暖化防止対策の一環として、市民のクリーンエネルギーの利用を積極的に支援することにより環境保全に対する意識を高める」として、09年度から住宅用太陽光発電施設の設置に補助しています。市は4kwまで1kwに付き4万円、国は10kWまで1kwに付き4・8万円です。市の補助制度がスタートし、(表)の通り着実に設置が進み、効果を上げています。さらに福島第1原発事故以降申請が増え、1年分の予算(225件分)を半年で使い切ってしまうほど。市は9月議会で1千2百万円(75件分)の補正予算を組み、一層の推進を図ります。

 議会が知立小学校の太陽光発電施設を視

   10月14日、市議会・企画文教委員会が知立小学校を訪問し、昨年度、南校舎屋上に設置された太陽光発電施設(最大電力量3・3kw)を視察しました。児童向けには発電電力量などを示す発電パネルが1階廊下に設置されています。ちなみに、(1)現在の発電量 (2)当日の累積発電量 (3)蛍光灯(一般的な40W)におきかえた場合の本数が表示され、教育的効果が期待されます。

 学校への設置今こそ重要な課題では!

 残念ながら市は、今年度予定の東小、西小の設置は国の補助(360万円)がカットされたとして、中止を表明。住宅用太陽光は推進しますが、一方でこのような対応は見直すべきです。

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