市政の動き−議会報告

【12.02.24】《地震・津波大丈夫か!》碧南消防署は液状化で危険!衣浦港の水門は築後約50年!〔衣浦東部広域連合(消防)議会〕

 「大震災への備え大丈夫か」連合議会で質問=日本共産党=

 2月17日、衣浦東部広域連合議会が開催されました。碧海5市の市議会から選出された議員が消防に関して審議。日本共産党中島牧子議員は、国が東日本大震災の教訓から、防災計画に地震・津波対策の強化を入れたことについて、衣浦東部広域連合としての対応を質問しました。液状化の危険性が極めて高い碧南消防署のあり方にも言及しました。

 碧南署の消防車10台・・碧南市役所へ避難とは

 碧海5市で液状化の危険性が極めて高い地域の多い碧南市。衣浦港に面し、埋めたて地にある碧南本署は液状化により、消防車輌の出入りすら困難な状況が心配されています。前議会では「消防車輌10台を近くの玉津浦公園へ避難」との見解を表明。今回は「碧南市役所」に避難場所を変更し、問題の深刻さが浮き彫りになりました。中島牧子議員は、碧南本署の周辺道路の液状化予測も含め、抜本的な検討を提案。当局は「十分検討する」と答えました。

 水門は「津波4mまで」「強度はわからない」

 現在の防災計画は津波の予測を2mとしていますが、東海、東南海、南海、さらには九州沖の日向灘地震まで連動する大地震では、津波の高さの大幅修正が必要です。現在の衣浦湾の水門等の実態は、「水門6、横引き扉41。津波など4mまでの対応が可能」ですが、「築後50年で、その強度はわからない。調査は今後の課題とする」(県施設であり、県の回答)との答弁。大地震・津波への認識の甘さが明らかになりました。

 放射能物質保有事業者、石油コンビナート対策は!

 消防連合管内にある石油コンビナート(1ヶ所)や、放射能物質保有事業所(11ヶ所)の安全管理体制、地震対策も課題です。「地震対策は事業者の責任で行われているはず」「消防連合は放射能防護服(各署に2着)と測定器2基を整備し、事故発生時に対応する」と表明しました。

 「くじら小公園」に時計を設置!

   南小学校西方の割目川緑地にある通称「くじら公園」に時計(写真)が設置されました。
 地域のお母さん方から「時計をつけてほしい」との声が寄せられていましたが、この程実現しました。ちなみに太陽光発電の時計です。

    =時事マンガ・・キャンキャン合戦=

 

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