市政の動き−議会報告
【12.03.05】《介護保険》第5期計画〔H24年度〜26年度〕保険料基準月額480円増の3,680円(年44,100円)に!
保険料抑制、低所得者軽減を日本共産党が要求!〔3月議会〕
知立市は3月定例市議会に、この4月から始まる第5期の介護保険料を現行より480円引上げる3680円(基準月額)を提案。同時に保険料段階を11段階(現行9段階)にする改正(案)を提案しました。施設整備は、特別養護老人ホーム60床、認知症対応のグループホーム2ヶ所計18床を平成26年度中に開設する計画です。日本共産党は、保険料の値上げを抑制し、低所得者への保険料軽減措置を求めました。
保険料が高い!34・4%・・介護アンケート回答!
市は第5期介護保険計画策定にむけ、介護アンケートを実施。「介護保険料(第4期)が高い」と答えた一般高齢者は34・4%で、「おおむね妥当と思う」20・6%を大きく上回りました。第5期保険料は、基準月額3680円、県下で一番安くなっているものの、被保険者の生活実感からみて高すぎるといわざるをえません。介護準備基金の更なる取り崩しで保険料値上を抑制すべきです。
負担割合を近隣市並に!低所得者の負担軽減を!
保険料段階を現行9段階から11段階するものの低所得者への軽減が不十分です。非課税者の基準額に対する保険料割合(表①参照)は、第1、2段階ともに0.5と前回同様の高止まりで問題です。アンケートでは、「保険料・利用料の軽減等の低所得者対策」を求める回答が20・2%。低所得者の保険料割合を近隣市並(表②参照)に引下げるべきです。