市政の動き−議会報告
【12.05.23】《福祉の里 八ッ田》危険な非常口、和式トイレ、デイサービスの環境改善を!
人にやさしい知立市を目指し、福祉施設の見直しを!〔日本共産党〕
障がいの有無にかかわらず普通に生活できるユニバーサルデザインの考え方が広まっていますが、市の実態はどうでしょうか。「福祉の里八ッ田」は公共の福祉施設として、率先した対応が求められますが、問題点が目立ちます。施設管理は社会福祉協議会に委託していますが、基本的な施設改善の責任は知立市が負っています。
公共施設に洋式トイレ・・もはや常識!
福祉の里八ッ田 の利用者は障がいを持った人たち、高齢の方も多数利用されます。ところが各トイレは洋式が1ヵ所しかなく、使い勝手が良くないのが現状です。和式では腰や膝に負担がかかります。特に、1階のデイサービスでは毎日15人前後の利用者があり、「洋式トイレが1ヶ所では足らない」と要望があがっています。また、ウォッシュレットも常識です。利用者の皆さんの声を取り入れ、改善すべきです。
え!これが非常口?
左の写真は同施設の非常口です。
扉を空けるとデッキと階段がありますが、手すりもスロープもありません。これでデイサービス利用者が非常時に利用できるのでしょうか。車椅子の利用者、目の不自由な人など、あわてて飛び出せば落ちてしまい、危険な非常口です。大至急、手すり、スロープ設置が必要です。
相談室の窓からデイサービスが丸見え!
右の写真は同施設の市民相談室から見たデーサービスの様子です。窓際にベッドが並べてあり休養している様子が丸見えです。窓にはブラインドはありますが、明かりをさえぎるため、上部の半分だけ閉めるということに。ベッドで落ち着いて休めないのでは。一方、相談室利用者もベッドが見えるため落ち着けません。下半分程を目かくしするフィルムを貼るなど、速やかに改善してほしいものです。
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