市政の動き−議会報告

【12.09.10】《11年度知立市決算》市税約112億円〔対前年度比〕(4.6%増)市民税7.6%(法人は60%)増!

 リーマンショック後、初の増収!市民税収入はピーク時の83%!

   9月6日開会の知立市議会9月定例会には、知立市の11年度決算認定が上程されました。一般会計決算は歳入208億円余、歳出200億円余で実質収支は約8億円の黒字となりました。歳入では、市民税が対前年度比7・6%増とリーマンショック後初めて増収に転じました。特に法人市民税は、8億3千万円余で10年度比3億1216億円(60%)の増加。個人市民税は1・4%増にとどまりました(上表)。

 市民税収納額(各年度決算額)

   固定資産税や都市計画税が微増、市たばこ税が12・7%と大幅な増加しましたが、 市税全体は111億7千万円余で4・6%の増となりました。リーマンショック前の08
年度には市民税収入が63億円を超えており、11年度で税収が増加に転じたもののピーク時の8割強の実態です(左表)。

 赤字地方債9・5億円普通交付税約3億円!

知立市は税収の落ち込みで、10年度から地方交付税交付団体に。11年度は3億3857万円(10年度4673万円)の地方交付税(普通)を受けました。
 さらに財源不足を補うため、11年度は臨時財政対策債(借金)を9億5千万円(10年度8億5千万円)で対応。今後とも厳しい景気状況の下で、大幅な市税収入は見込めず、難しい財政運営となります。

 日本共産党の提案要求・即実現!

 

    =時事まんが=

 

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