市政の動き−議会報告
【12.09.13】《心配です!》養護学校を卒業しても、市内作業所は定員一杯!
市は作業所の拡大に責任果たせ!今年度卒業生までは何とか対応?
知的障がいをもつ子どもたちが知立から通う学校は主に安城養護学校。心配なのは高等部卒業後の居場所、働く場所があるかどうかです。市内の第1、第2けやき作業所は定員から見て近々、受け入れが困難な状態。現在でも、市外施設へ35人が通所し、「できれば市内」を希望されています。日本共産党は9月議会で市の対応を質しました。
今年度の卒業生8名。「けやき」希望は5名。
左の表は、今年度の養護学校通学状況です。安城養護学校には小学生9名、中学生10名、高等部21名が通っており、今年度卒業見込みは8名です。そのうち5名がけやき作業所への通所を希望。しかし、けやき作業所では「あと5名の受け入れがやっと」(市の担当者)との実情です。次年度以降の卒業生のご家族にとって深刻な事態です。市に対して「何とか作業所拡大を」の声があがっています。日本共産党は、対応を急げと市を質しました。
「第3次障がい者福祉計画」に作業所拡大示す!
市は、これまで第2けやき(メープルけやき)開設にも支援。市民にも大変好評で、仲間たちは生き生きと働いています。しかし、年々、需要が拡大、施設不足は避けられません。「作業所拡大を」との質問に市は、「次期、障がい者福祉計画に盛り込む」と答弁。その中で、民間企業への協力依頼や空き家借り上げ方式も検討するとしました。
日本共産党知立市議団