市政の動き−議会報告
【14.05.19】《東小、南中》の日本語指導教員の大幅増員、高根保育園の通訳配置に財政支援を!
県に市長、議長、教育長等が要望書=日本共産党が提案=
去る5月9日、市長、議長、教育長、教育委員長が愛知県に対し、外国人児童の多い知立東小、南中学校などが抱える学習支援のため要望書(下参照)を提出しました。日本語指導教員の大幅増員、高根保育園の通訳配置への財政支援は急務です。日本共産党は先の3月議会で問題提起、県へ要望するよう求めていました。
現状に全く合わない・・教員配置基準見直しを!
外国人児童の多い小中学校にはその人数に応じて、県は教員を増やす基準を示しています。基準の最大が小学校では「91人以上5人」、中学校では「41人以上4人」としており、それ以上、どれだけ多くても加配されません。日本共産党は3月議会で、この基準が現実とあまりにもかけ離れていることを指摘、改善を求めました。これを受け、5月9日の県への「日本語教育適応学級担当教員の加配の充実を求める要望書」提出となりました。
現在、東小学校には164人、南中学校には70人の外国人児童がいます。東小であと5名、南中で3名の加配が急務です。
通訳不足も切実!
また、学習支援のためには通訳の配置も必要です。学校だけでなく、保育園、学童保育でも同様。通訳増員と通訳配置への県の財政支援を求めています。来年度の対応が注目されます。
声・・5分間で電車往復6本、遮断機前後は車が渋滞。