市政の動き−議会報告

【15.12.01】《新たな待機児問題》知立、高根、宝保育園の3園で3歳児クラスの新規入園が困難に

 3歳未満児だけでなく拡がる待機児問題

  知立市10月1日の広報に「平成28年度保育所入所希望受け付け」が掲載されました。入所資格等記載があり、「その他」で、知立、高根、宝保育園の3園は、2歳児クラスの在園児が3歳児クラスに上がると3歳児クラスは定員一杯で申込みをしても待機扱いが予想されるとの記事。3歳未満の待機児問題が拡がってきています。

 新規入園希望者は496人 (11月19日現在)

平成28年度入園受付は11月18日が一応の期限でした。その段階の希望者数を市がまとめた資料が左表です。在園児を除く申込み数は全体で496人であり、そのうち0歳児95人、1歳児138人、2歳児94人です。ゼロ歳児は、現時点の在園児62人に対し、新規希望者は95人とかなり多く、3歳未満児は待機が多くなりそうです。入園できるが希望保育園に入れない事例や兄弟がバラバラの園になる事例、それでも入園できない場合も予想され、深刻な事態です。  

 3歳児クラスで待機児童が出るとは

 これまで問題になってきた待機児問題は主に、3歳未満児でした。ところが今回は、3歳児の待機問題も深刻になりそうで、待機児解消はさらに大きな課題です。
 安倍政権は、一億総活躍社会を力説し、女性が輝く社会を目指すと言いますが、働きたくても保育所がいっぱいで入れないというのでは絵に描いた餅です。安心して働きたいとの願いに応えるべきです。

   もっとミニバスの利用を

 

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