市政の動き−議会報告

【16.02.20】《市民の意見募集中》知立市いじめ防止対策基本方針:小中学校対象に効果的対策(案)

 大津市のいじめ自殺事件教訓に・実効あるものになるのかが肝心

 知立市教育委員会は2月1日から29日まで、いじめ防止対策の方針(案)について市民の意見募集を行っています。市ホームページ、教育委員会、図書館などで資料の閲覧ができます。子どもたちがいじめを受ける事で教育を受ける権利の侵害、心身の健全な成長および人格への重大な影響、さらに生命を危険から守るため、市の方針・体制を示しています。ぜひ、市民の意見を届け、効果あるものにしていきましょう。

 いじめに対する市教委、学校、保護者の役割り

 基本方針は、平成25年9月28日施行のいじめ防止対策推進法第12条で市の基本方針を定める努力が求められ、策定されるものです。いじめとは児童生徒の一定の人間関係のある他の児童生徒が行う心理的、物理的な影響を与える行為で、『心身の苦痛を感じているもの』としています。また、いじめの認知については、特定の教師のみで抱えることなく、組織的に判断すべきとしています。
その上でいじめを生み出さない学校づくり、いじめの未然防止、早期発見の重要性を述べています。

 重大事態の調査と対処は的確に、機敏に

  図したり、身体への重大な傷害、金品などに重大な被害、また精神的に重大なダメージを受けた場合などの「重大事態」に直面した場合、どのように対処するのか注目されます。その際、教育委員会に専門的な知識及び経験を有する第三者等の参加による付属機関である「知立市いじめ問題対策委員会」により、調査を行うとしています。調査結果は教育委員会へ報告、委員会は学校へ必要な措置を指導、議会へは調査結果を報告します。具体的事例が起きた時、機敏に的確に対応できるかが最大の課題。対応が遅れ、自殺などの最悪事態を決して起こしてはなりません。
※ご意見をぜひ教育委員会へ。

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