市政の動き−議会報告
【16.02.20】《早期実現を》75歳以上のミニバス無料化で・高齢者への外出支援の拡充を
一般質問・予算要望で提案：市は「今後検討してゆく」と回答
日本共産党は、75歳以上を対象にミニバス無料化実施を昨年12月市議会一般質問、平成28年度予算要望書で要求。市は「外出支援の観点から、有効性も含めて今後検討する」と回答しました。ミニバスは、高齢者が活き活きと生活していく上で、欠くことのできない交通手段です。また、高齢者の車両運転による重大事故が後を絶たない現状のなか、命を守る施策として、無料化を含めた更なる充実が求められています。市は早期に無料化を実施すべきです。
平成28年度予算要望書：ミニバス充実を提案
日本共産党は昨年11月10日、林市長に平成28年度予算要望書を提出、市は12月21日に回答しました。日本共産党はミニバスについて、�々睥霄圓琉榮阿亮�由を確保するため、ミニバスは75歳以上無料にすること。�▲丱皇笋縫戰鵐繊�屋根を設置すること。��市外主要病院への利便性を図るため、近隣市のコミニティバスの乗り入れを検討することを要求しました。以下、市の回答です。
【市の回答】
�ヽ綾仍抉腓隆囘世�ら、有効性も含めて今後検討する。
�▲戰鵐舛論瀉峅椎修幣貊蠅悄⊂莵澣區瑤篁毀瑛徊召旅發ぅ丱皇笋�ら設置。ベンチ設置を優先しており、屋根の設置は次の段階での施行と考えている。
�８什漾∨�田市の三河八橋駅、刈谷市の野田新町駅北口、東刈谷駅への乗り入れを実施。さらなる拡大は将来的課題です。近隣市とも意見交換して行きたい。
高齢者の運転事故防止：免許返納環境の整備を
知立市の75歳以上の免許証所持者は２１４３人（左表）。免許証所持者でも、すでに車を運転していない人もいますが、まだまだ免許返納者が少ない実態が伺えます。返納しない理由は、「まだ自分は大丈夫」「返納すると代わりの交通手段がなく不便」などの声が聞かれます。75歳以上ミニバス無料化は免許の返納環境整備に資するもので高齢ドライバーの事故防止の施策です。
声・・・サロンに行きたいが・・・
市長の決断で早期の無料化実現を
ミニバスは現在、バス５台で５コースを運行、利用料金１００円
です。障害者、小学生未満、免許自主返納者で無料券所持者は無料です。市は平成27年度決算見込みとして、乗車人数を２９万人、前年度比で約１万人の増加、運賃収入等を２千３５６万円を見込んでいます。利用者すべてを対象に無料化しても新たな負担額は約２千４００万円。 75歳以上無料化は、さらに少ない負担額で実施可能。市長は早期実現を決断すべきです。
