市政の動き−議会報告

【180916】知立市観光振興計画

観光交流センターの来訪者1日平均11.2人と低調

観光交流センターは観光客にむけ、市の歴史、文化等の観光情報を提供し、広く観光客と市民との交流を促進することを通じて、観光振興及び地域経済の活性化を目的に開設されました。火・水曜日を除き開館(年末年始は休み)、午前10時から午後4時まで利用できます。訪問者への対応は臨時職員1名が行います。
 日本共産党の来訪者実績はの質問に、市は「4月315人、5月354人、6月279人、7月175人、8月111人で計1234人、1日平均11・2人」と答弁。市は観光交流センター条例の審査時に「年間1万人を想定」と答弁していましたが、「想定よりずいぶん低い」「苦戦しているのが現状」と答弁しました。
 日本共産党は、この状況が続くならば市民からの批判の声が上がるのではと指摘しました。市は、「知立市の歴史遺産イコール観光であり、観光と歴史文化のタイアップを図りたい。歴史民俗資料館が『東海道宿並絵図』を購入し、11月ごろにはセンターにレプリカが展示される」と答弁。市長は「ちりゅっぴに定期的に会えるちりゅっぴの家とかの方策をとりながらしっかりと運営していきたい」と答弁しました。

平成38年度400万人を目標。経済効果は200億円と推計。

知立市観光振興計画のコンセプトは、「知立の魅力 再発見 新発見」「歴史の価値を再発見し、新たな魅力を新発見し、にぎわいを生み出す」と定め、観光振興の将来像を「由緒ある歴史文化を体験できるまち」「現代の営みを体感できるまち」「人々が交流してにぎわうまち」としています。そして、観光振興の目標を、現在の年間観光者数である約180万人(上グラフ)を平成38年度には400万人、経済効果として約43億円を200億円と推計しています。
 日本共産党は知立市の観光者者数は減少しており、400万人達成には120万人の増加が必要、
過大な目標ではと疑問を呈しました。市は「夢のある数字になっている」「新たな事業を展開していくことで少しでも目標に近づけたい」と答弁しました。

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