市政の動き−議会報告

【180916】教室のエアコン設置全校一斉に

9月議会一般質問。 公約実現に全力。一日も早いエアコン設置を

9月7日、日本共産党牛野北斗議員は選挙公約実現に向け、小中学校エアコン設置をテーマにトップバッターで、質問に立ちました。日本共産党は今年3月の市民アンケートをもとに、6月議会一般質問で「エアコンの早急設置を」と提案し、その後も市民と陳情署名に取り組みました。知立市は9月補正予算に「普通教室等空調設備設置検討業務委託料」を提案しました。牛野議員は、設置に向けて予算計上を歓迎するとし、「来年以降も猛暑が続くことが予想されている。一日も早いエアコンの稼働を」と対応を迫りました。
 

「災害給の猛暑」学校任せでよいのか

牛野議員は、気象庁が今年の夏は「災害級の猛暑」と指摘したことを紹介。文科省の熱中症予防対策の通知を示し、教育長に熱中症対策や発生状況を質しました。「熱中症は今年は3件、昨年は5件」また、対策については「各学校の判断に任せている」と答弁しました。豊田市内の小学校での死亡事故の教訓からも、学校任せでは問題です。 

学習環境の改善は市の責任【学校保健安全法)

牛野議員は、「生命にかかわる問題。学校保健安全法は、市の学習環境改善の責任を明記。市長の認識は」と質問。市長は「財政上の措置を講ずる責務がある。市民の思いを強く受け止めている。来年度中に全小中学校一括でつけたい」と明言しました。
 さらに、温度計が教室に未設置の小中学校もあることを指摘、早急に設置するよう求めました。同時に、熱中症指数測定器も全校に用意するよう提案。教育委員会は、危機感を持って、学習環境改善に取り組むことを質しました。

市は「実施設計費」2700万円を追加補正

その後、市は13日に、「実施設計費」として2700万円の補正予算を議会に追加上程しました。計画が策定されることで設置に大きく近づきます。国の補助金を受け、31年度中に全校一斉に設置したいと表明しました。
 実現に向けたものであり、世論が大きく後押ししたといえます。

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