市政の動き−議会報告

【19.08.13】第29回議会報告会 学校と地域、駅周辺整備、ごみ収集方法についてタウンミーティング形式で議論

ごみ集積所の無人化や学校2学期制など、市民32人が3つのテーマに分かれ意見交換

   知立市議会は8月3日(土)、午後1時30分から中央公民館にて第29回議会報告会を開催しました。今回は、3つの常任委員会(企画文教委、建設水道委、市民福祉委)ごとにテーマを設定するタウンミーティング形式で市民と議員が意見交換を行いました。当日は市民32人と全議員の合計52人の参加。また、知立市が作成した「知立駅付近立体交差事業プロモーションビデオ」の上映も行われました。主な意見等は以下のとおりです。

◆企画文教委員会:学校と地域との関わり

   企画文教委員会は「学校と地域のかかわり方は」がテーマです。昨年に委員会視察で行った東京都三鷹市の事例をもとに、議員より地域と学校が協力する「コミニティスクール」についての説明があり、それをもとに、意見交換が行われました。参加者から「今も地域とのかかわりがある中で、さらに教員の負担が増えるのでは」「今の学校と地域とのかかわり方で問題があるのか」「学校・地域が何を求めているのか知ることこそ大事」など意見がありました。この他、知立市が導入している学校2学期制について参加者より問題提起があり、「なぜ、導入したのか」「近隣市では2学期制から3学期制に戻している市がある。近隣市との調和が必要では」「2学期制は教員が子どもたちの評価にゆとりが持てる効果がある」など意見がありました。

◆建設水道委員会:知立駅周辺整備事業

 現在、進められている知立駅周辺整備事業について、建設水道委員会では意見交換が行われました。参加者からは、「ソフトビジョンが必要」「民間の検討組織をつくる意見もあったが、その後、どうなったのか」「知立駅のトイレをきれいに、ユニバーサル化してほしい」「魅力ある駅前開発だったら、企業側から開発依頼があるのでは。いまさら、税金をかけての開発が必要なのか」などの意見が出されました。

◆市民福祉委員会:不燃物ごみ収集方法変更

   市は、今年4月からの地区不燃物ごみ集積所の運営方法を変更しました。市民福祉委員会では、市直営化による立ち番員の廃止、新しい分別方法について意見交換を行いました。参加者から、「無人化になったが、分別かごが満杯のとき、誰が整理するのか」「他市のごみ袋で捨ててあることがある」「分別説明の看板はかごで隠れて見えない」「市の巡回する指導員は2人では足りないのでは」「市は今後、住民や回収業者から意見を聞いて、ルールを見直し、改善すべきでは」といった意見が出されました。

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