市政の動き−議会報告

【19.11.07】決算や条例など9月議会の報告。  国保税決算、水害対策の現状は

市民7人が発言し、議員と意見交換。 「条例名だけ言われても分らない」の声

   知立市議会は11月2日(土)午後1時30分より中央公民館にて第30回議会報告会を開催、参加者は議員20人を含め45人でした。第1部では常任委員会(企画文教・市民福祉・建設水道)の各委員長が条例案や2018年度決算、19年度補正予算等の質疑について報告しました。第2部の市民との意見交換では、7人の市民からの発言がありました。

国保税値上げ問題では。水害対策については

 18年度国民健康保険会計決算は運営主体が県になって初めての決算です。市民福祉委員長の「県会計で余剰金が約160憶円で、内74億円が国庫返還金となった」との説明に、参加者より「知立市は国保税を毎年値上げしている。余剰金がでているなら、保険税を引き下げることができるのでは」と問題提起が。また、各地で水害被害が出ている中、知立市の状況について「市にはハザードマップがあるが、満ち潮の時、逢妻川や猿渡川の決壊対策はどうか。議論を」との意見が出されました。  

市制50周年記念事業やリリオ補助金の議論を

   この他に「来年度、市制50周年を迎えるが、市の事業計画に議会として市民の声が反映されるように取り組んでほし」、「『リリオ』に文化振興とは言え毎年3800万円程の補助金支出はいいのか」、「身体障がい者マークは100均でも簡単に買えるが、悪用されたら困る」といった意見がありました。
 委員長報告では印鑑条例や会計年度任用職員条例などの審査についても報告がありました。参加者からは「何のための条例か説明もないまま、質問と答弁を報告されても。わけが分らない」と、報告のあり方について改善を求める意見が出されました。

どんどん参加者が減少 報告会の改善・工夫を

   また、議会報告会のあり方について「議会改革度ランキングが全国27位と年々上がったそうだが、一方で報告会の参加者が減っている実態。これで27位なのか。参加者を増やす工夫など運営を見直すべき」との意見もありました。
 市議会が進める「議会改革」の一つが、市民に開かれた議会を目指すこと。年4回の報告会はその取組みのひとつです。これらの指摘を受け止め、議会として検討する必要があります。

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