市政の動き−議会報告
【20.12.11】No.2065 12月議会本会議=共産党の緊急動議で議運開催 「田中発言」に多数が批判
本会議質疑を急きょ中断し、議会運営委員会(議運)を開催
12月3日の本会議で、田中健議員(立志会)が議会運営委員会(議運)の申合せである「所管委員会へ所属する議員は質問を自粛する」に反して通告外質疑しました。日本共産党の動議で、急きょ議運を開催、立志会を除く委員全員が田中議員の質疑のあり方に批判の意見を表明しました。
牛野北斗議員が「議事進行」発言
これは、日本共産党・牛野北斗議員の「田中議員(立志会)質疑は、『議案を所管する委員会の議員は本会議質疑の自粛』という議運申合せに違反」と議事進行発言。しかし、議長は議事を続行。昼休憩後、共産党・佐藤議員が直ちに議会運営委員会を開催すべきと動議を提出、立志会以外の全員の賛成で開催を決定。
日本共産党は民主的な議会運営を主張
議運の席上、佐藤委員は「ルール破りは民主的な議会運営を破壊する」とし、田中委員の謝罪、議事録削除を要求。立志会を除く、各会派がルール破りに「違和感」を表明、批判しました。神谷文明副議長も「質疑直前に聞いた。配慮すればよかった」と意見を述べました。佐藤委員は「議事運営で混乱を招いた永田起也議長は、本会議で釈明すべき」と発言、釈明することで決着。しかし、田中議員は議運委員長であり、申合せを知りながらルールを破る無責任そのもの、真摯に反省すべきです。
◆田中議員の市税条例改正の質疑は、立志会同僚の中野智基議員の後、「不十分だから」と発言したもの。