市政の動き−議会報告
【21.12.06】NO、2113 12月 補正予算 学校トイレ改修やワクチン接種など 総額8億8964万3000円を計上
12月13・14・15日に各委員会で予算審査 ご意見などお寄せください
知立市は12月定例会に一般会計の補正予算(第10号)として総額8億8964万3千円の予算案を提出しました。今回の補正予算は国の交付金決定を受けての、学校トイレ改修や新型コロナワクチンの3回目接種の準備予算などです。今後、予算の詳細な審議が所管の常任委員会(13日・市民福祉、14日・建設水道、15日・企画文教)で行われます。予算案は議会事務局や市議会ホームページでみることができます。
西小・南小・知中の トイレを改修工事など
知立市では順次、学校トイレの改修工事を実施してきました。今回の補正予算では、国の学校施設環境改善交付金の内示決定を受け、西小学校・南小学校・知立中学校のトイレの改修を行います。学校トイレについては、身体の性と心の性に違和を感じている児童生徒への配慮の必要性が全国で声が上がっています。日本共産党議員団はジェンダーに配慮した学校トイレの整備を提案してきました。市はこれまで「その考えはない」と答弁。ぜひ、ジェンダーに配慮した誰もが使えるバリアフリートイレを導入すべきです。
また、南中学校の技術棟屋根の防水工事や南中学校の体育館入口へのスロープ設置工事、竜北中学校体育館ステージ床張替え工事が計上されています。
3回目のワクチン接種 予約支援に派遣会社活用
新型コロナワクチンの3回目の接種が医療従事者から始まりました。市は2月から始まる高齢者への接種体制の整備を進めています。今回も予約支援窓口を図書館・中央公民館・福祉体育館に設置し、専任の職員として民間人材会社から派遣社員を登用するとしています。接種を実施する医療機関については「市内18医療機関を予定」としています。補正予算ではコロナ対策にと民間介護事業者からの寄付50万円も計上されています。
この他、放課後子ども教室へのエアコン設置、八橋史跡保存館のエアコン取換え工事、洪水ハザードマップ更新や機織池整地の予算等が計上されています。