市政の動き−議会報告
【22.02.14】NO,.2122 衣浦東部 広域連合 消防車両更新や消防団の処遇改善など 22年度予算案60億1300万円を発表
２月議会は18日午後３時から刈谷市役所にて コロナ禍の救急、消防力充実を質す
衣浦東部広域連合議会（碧南・刈谷・安城・知立・高浜市の消防・救急業務を所管）は２月７日に２０２２年度予算説明会、８日に議会運営委員会を開催、２月定例会の議案を確認。22年度予算総額は60億１３００万円（前年度比６２００万円減）です。主な事業は通信指令システム委託料や車両更新、消防団員の処遇改善です。定例会は18日に行われ、日本共産党の牛野議員は一般質問で�．灰蹈焚劼竜澣浙般魁↓▲咼覯从卷瓢澆砲弔い銅遡笋靴泙后�
知立署は救助工作車更新と消防署の内装改修工事
広域連合では車両整備計画に基づき、老朽化した消防車両などの更新を行い、消防業務の体制充実を図っています。22年度は７署９台の車両を更新、知立署は救助資機材を積載した救助工作車（写真）１台を更新します。また、各消防署などの施設の長期活用のため、保全改修による建物及び設備の修繕・更新を行い機能性の向上を図るとしています。知立署では庁舎内装改修工事が予定されています。 予算概要は下表のとおりです。
知立市負担分は13％余で17億2132万５千円
主な歳入は、人口や面積など（共通経費）と消防団に係る費用など（単独経費）に基づいて算出する各市分担金です。予算総額は60億１３００万円で、知立市の負担割合は13・33％（分担金17億２１３２万5千円）です。なお、碧南市18・19％、刈谷市26・48％、安城市32・63％、高浜市9・37％。
地域防災力の充実の強化
予算案では消防団員の処遇改善も計上。これは、国が災害時の出勤報酬基準額を１日８千円としたことによるものです。報酬を改善し、地域の防災力充実を図ります。消防団は火災や大規模災害発生時に自宅等から現場に駆けつけるなどの活動を担う非常勤特別職公務員です。なお、知立市の団員数は22年1月現在で１７２人です。
職員のボーナス削減は見送り
今回の議会には昨年冬の人事院勧告による職員ボーナスの減額に関する条例は提出が見送られました。事務局によると「計算式等の詳細が示されていないため」とのこと。日本共産党はコロナ感染症の最前線で働く職員の賃下げには反対を主張しています。
