市政の動き−議会報告

【22.08,21】NO.2141 知立市議選無投票に不満の声 無投票のことも知らなかった

選挙公報は発行されず  各議員の公約まったくわからない

   第13回知立市議会議員選挙は、7月31日の告示日に、定数いっぱいの20人しか立候補者が無く、無投票になりました。選挙が終わっても、一斉には知らされず、翌日の新聞報道がありましたが、それに気づかなかった人は、「選挙の入場券がいつ来るのかなあ?」と待っていたといいます。「いつ来るのか」話題になり初めて無投票が分かったというのですから、不満が出て当然です。選挙管理委員会にも、公約がわからないとの声が寄せられました。

同報無線で無投票の広報ができなかったか

 新聞を取っていない方や、無投票の記事を見落とした方も多くいました。せめて、当日、無投票が確定した段階で、同報無線でお知らせすることぐらいできなかったのかとの声も寄せられました。

共産党は「かきつばた」号外で実績と公約を発表

共産党は、5月と6月の2回、「かきつばた」号外で、立候補予定者の経歴と市議団の実績・公約を全戸配布。告示日の立候補届で、選挙公報の原稿と告示後配布の公営ビラを提出。さらに公約などまとめた選挙はがきは一人2千枚にあて名を書き、準備しました。それらを市民が目にすることなく終わったのです。有権者が候補者の経歴、政策を見て投票先を決める、そんな当たり前のことができなかったことを残念がる声も多く聞かれました。当選した新議員の経歴・考え方をできるだけ早く有権者に届けることが求められます。
 

 

特別教室・体育館にエアコン設置、給食費無料化

 4年前市民の運動で普通教室にはエアコンが設置されましたが、特別教室や体育館にはありません。他市では設置が進んでおり、毎年猛暑が続く中、一刻も早く設置するよう強く求めます。
 学校教育は無償が原則。子どもの貧困が問題になる中、早急に実施するよう提案します。 

コロナ対策=PCR 検査と除菌装置の感染対策

コロナ第7波、これまでの対策では限界です。新たな抜本対策が求められます。誰でもいつでも何度でもPCR検査を受けられる体制づくりや除菌装置の感染対策など提案します。

気候危機の打開を 自然エネルギーへの転換

  酷署、豪雨は激しさを増し、温暖化対策は待ったなしです。知立市でも、集合住宅や公共施設に太陽光パネルの設置を進め、エネルギーの地産地消を目指します。

ミニバス拡充、バスに乗れない人にはタクシー補助を

もっと利用しやすいミニバスにするため、逆回りコースなどの改善を求め、提案します。バス停が遠い、足が悪くてバス停まで歩けない高齢者などにタクシーの補助実現を目指します。

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