市政の動き−議会報告

【24.06.09】NO.2229 東京夢の島から広島原水爆世界大会へ あいち平和大行進in知立集会開催される

東京夢の島から広島原水爆世界大会へ あいち平和大行進in知立集会開催される

   2024年国民平和大行進が5月6日、東京・夢の島公園をスタート、8月の広島(6日)・長崎(9日)で開催される原水爆禁止世界大会に向けて行進しています。6月3日には、あいち平和大行進㏌知立集会が知立中央公民館前で開催され、70人余の市民が駆けつけました。集会後に刈谷市の野田公園に向け行進。行進団は核兵器廃絶、日本政府に核兵器禁止条約への批准を求め、沿道の人々に元気にアピールしました。日本共産党の中島たかし議員も行進しました。

来年は被爆80年の節目、県内隅々での行進目指す

   出発集会であいち平和行進の主催者代表・大村義則さんは、「来年は被爆80年、行進ができていない奥三河の設楽町など、県内すべての市町村を行進できるようにしたい」と隅々に核廃絶の声を届ける決意を述べました。そして、平和行進の成功に向け、東京から広島までの全国通し行進者の大村美恵さん(碧南市在住)、県内通し行進者・24年平和行進国際青年行進者フィリピン人のヒテロサさん(25歳)などを紹介。大村美恵さんは、集会の最後に平和への熱い思いをこめた「祈り」を唄い、参加者を激励しました。

市長あいさつ、市民が平和の願い込め、折り鶴を贈呈

林郁夫知立市長は、知立市平和都市宣言にふれ、知立市の平和の取り組みとして、平和祈念式などを紹介し、「被爆者が高齢化する中、若い世代への被爆体験継承が大切」とあいさつしました。また、市民と職員が核兵器廃絶の思いを込め折った折り鶴千羽を贈呈。折り鶴は、他に新日本婦人の会知立支部千羽、「鶴の会」千羽、日本共産党知立団地支部2千羽、合計5千羽が贈呈されました。
 知立9条の会の牧正彦さんは生物兵器などの残虐兵器禁止条約の歴史にふれ、核兵器禁止条約の批准を日本政府に求めてゆく正統性を強調、新日本婦人の会の長江恵子さんは、パレスチナのガザでの女性・子どもたちの惨状にふれ平和の尊さを訴えました。日本共産党知立市議団の佐藤おさむ議員は、核兵器禁止条約実現へ非核の政府をと呼びかけました。  

 

知立市平和都市宣言

 歴史と伝統に育まれた知立市。私たちはこのまちで、平和で安心して暮らすことを心から願っています。私たちが願う明るく住みよいまちは、平和なくしてはかないません。そして世界の恒久平和は、人類共通の願いです。私たちは世界で唯一の核被爆国の一員として、二度と惨禍を繰り返さないよう、国際社会を導く役割を果たさなければなりません。ここに知立市は、核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界の実現に貢献することを誓い、「平和都市」を宣言す。 平成22年6月18日
(市議会で全会一致で採択)

東京夢の島公園展示の第5福竜丸

   第五福竜丸は遠洋マグロ漁船で、1954年3月1日に太平洋ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験で被ばくした悲劇を今も後世に伝えています。
 一時期、東京水産大学の練習船になるが昭和42年(1967年)に廃船。その後、東京都は、原水爆による惨事が再び起こらないようにという願いをこめて展示館を建設、1976年6月10日開館しました。これを機に、原水爆禁止平和行進がスタートしたのです。

三河知立駅にトイレ設置

   三河知立駅に今年度中に多機能トイレが設置されます。
 5月4日開催の知立駅周辺整備特別委員会で久世委員より、駅構内にトイレを名鉄が付けるべき、検討しなかったのか質問があり、市は「旧駅構内には仮設トイレはあったが駅員用であった。新駅では想定していない。住民からのトイレ要望の声が大きく、開業後は、駅前広場に市が設置することにした」と答弁しました。
 佐藤おさむ議員は、主にトイレは駅利用者が使うもので、名鉄に負担を求めるべきではと指摘。市は明確な答弁は避けました。建設費は「2千万円を見込んでいる、その内、2分の1が国負担。設計段階だが今年度中に使えるようにしたい」と答弁しました。

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