市政の動き−議会報告お知らせ

【25.06.29】NO.2279 低所得高齢者等へのエアコン購入補助等の住民要望・懸案事項について質問

高校入学準備金創設で今年度卒業生から支給を 旧東海道往来に引続き信号設置を

   日本共産党の佐藤おさむ議員は、6月議会一般質問で、知立市における不登校の児童生徒及び親への支援について質問。また、命に係る暑さ対策として、低所得の高齢者等へのエアコン購入補助等、市民要望などの懸案事項について質問、実施を求めました。以下、懸案事項についての質問概要をお知らせします。ご意見等ありましたらお寄せください。

エアコン購入補助で 命・人権守る市政を

   日本共産党はこの間、命守る暑さ対策として、経済的にエアコン購入が困難な高齢・生活保護・児童扶養手当受給世帯へのエアコン購入補助実施を提案。市は検討を表明しており、検討状況はとの質問に、市は「命に係ることは否定できない」と述べるものの「実施時期は未定」と答弁。人権宣言のまち知立市において、最大の人権は命を守ること、速やかに実施すべきです。

高校入学準備金の創設で 安心できる学びの保障を

   高校入学時、制服代等の多額な費用がかかります。日本共産党は就学援助を受けている高校進学者への入学準備金支給を提案。市は「必要性を検証」と表明しており、検証状況はとの質問に、「県内では、名古屋市、常滑市は貸与型で返済が必要。入学祝金支給のところは奨学金がない。県内自治体は実施していない」と答弁しました。
 就学援助制度は、小中学校入学時に入学準備金を支給します。義務教育外だからと必要性が無くなるわけではありません。高校入学準備金支給へ9月補正予算に計上・支援すべきです。

旧東海道の往来は 地域住民の当然の願い

   元国道以北の知立南北線築造(令和11年度完成予定)に伴い、旧東海道リリオ附近の新たな交差点に信号機を設置し、現在同様に旧東海道を往来できるようにして欲しいという声が上がっており、日本共産党は改めて信号機設置を求めました。
 市は「令和7年5月11日、知立駅北交差点(クラウンホテル前)を中心とする4つの交差点の交通量調査を実施した。その取りまとめた結果を持って公安委員会と協議したい。交通安全を確保した上で信号機を設置できるか協議したい」と答弁しました。

山屋敷町板張排水路劣化で 民地陥没、対策強化を

 山屋敷町地内の山屋敷川は、数年前に長年の流水により、護岸と河床の隙間から隣接の住宅敷地の土をさらい、何軒かの住宅敷地の陥没を招きました。老朽化が深刻化で令和6年度から令和12年度を事業期間に修繕が行われることになり、今年度分として延長638m、事業費1億8940万円が予算化されました。また、同町地内の板張排水路でも排水路隣接の住宅地の陥没が発生。土嚢で応急処置(写真)がされましたが、住民の不安は拭えません。日本共産党はU字溝等での抜本対策を求めました。市は「下流に2級河川があり、下流の改修がされていない中、難しい。民地に支障がないようにしていきたい」と答弁しました。

山屋敷町見社ちびっこ広場 に遊具設置・復活を

   山屋敷町見社のちびっこ広場の遊具が撤去され、住民から遊具設置の要望が寄せられました。日本共産党は、速やかに遊具を設置するように求めました。市は「点検の結果、事故の恐れがあり撤去した。遊具のあり方を含め、公園のあり方を研究していきたい」と答弁しました。

孤独死・孤立死を防げ

 内閣府は、自宅で死後8日以上経過・発見された者を「孤立死」と定義。令和6年度の孤立死は2万1856人、65歳以上が71・5%。孤独・孤立対策推進法では、孤独・孤立対策地域協議会の設置が自治体の努力義務とされ、知立市での対応を質問。市は「組織の見直しを行い所管課を定め、協議会を置していきたい」と答弁しました。

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