【25.10.19】NO.2294 学校図書館の充実、トイレのジェンダーギャップ解消、介護人材確保を
学校図書館は登校時間から下校時間までの開館を 当面、小・中学校各１校をモデル校として実施を
９月定例会一般質問について、佐藤おさむ議員はくらし・福祉・教育等の充実について質問、以下、本紙未掲載の学校図書館の充実について、トイレのジェンダーギャップ解消について、介護人材の確保について、概要をお知らせします。知立市議会の本会議での質問、質疑は、ユーチューブで知立市議会を検索、録画を視聴できます。
学校図書館ガイドラインが求めるや役割、機能は
文部科学省は学校図書館について、学校図書館法及び学校図書館ガイドラインを指針に充実を求めています。ガイドラインは学校図書館を�‘表颯札鵐拭次↓�学習センター、��情報センター（左囲み）として充実を求め、児童生徒の登校時間から下校時間までの開館及び教室に入れない児童生徒の居場所として望ましいとしています。知立市の学校図書館は各校１名の図書支援員（４時間勤務）のもと、週３日開館、利用は午前の休み時間、昼の休み時間などでガイドラインからは程遠い状況です。
日本共産党は、児童生徒の登校時間から下校時間までの開館を求め、当面、小・中学校各１校をモデル校として実施するよう提案。市長は「学校現場、教育委員会の意見を聞きながら、学校図書館のあり方を考えていきたい」と答弁しました。
【学校図書館ガイドライン】
�‘表颯札鵐拭次Щ�童生徒の読書活 動や読書指導の場
��学習センター：児童生徒への学指 導の支援、授業の内容を豊かにし、 その内容を深める場
��情報センター：児童生徒や教職員の情報ニーズへの対応。児童生徒の情報の収集・選択・活用能力育成の場
トイレの男女比率は 少なくとも１対２が公平
公共施設等での男性トイレ数に対して女性トイレ数が少なく、女性トイレでの行列解消が問題となっています。女性トイレ利用時間が男性の２・５倍かかる（国内の調査）ことから、トイレの男女比率は少なくとも１対２が公平と指摘されています。市内小中学校校舎の男女のトイレ比率は５６０対３９０で男子が１・45倍多く、文化会館のかきつばたホールでは27対27の同数（部長答弁）です。
日本共産党は、今後の施設改修時には男女比１対２への改善を求めました。西新地再開発事業で新設する公益的施設は男女比１対２での整備を提案、市は「検討する」と」答弁しました。
介護保険「サービス提供ができない懸念がある」
共同通信社が6・7月に全国の都道府県知事と市区町村長に実施したアンケートで、介護保険サービスの提供体制の持続に危機感を抱く首長が97％に上った。これは介護人材の不足等によるものです。市内事業所状況について、「２０２０年から２５年における新規創業は34、廃業は35。事業をやめられる場合は、利用者の受け皿を確保してもらっている」（担当部長答弁）とし、現状はサービス提供はできているとのことです。一方で「先を見越すと、人材確保ができず、サービス提供ができない懸念がある」とし、「市民福祉委員会提言の介護人材リスタート事業をしっかり検討したい」（副市長）との認識を示しました。
