市政の動き−議会報告お知らせ

【25.12.14】NO.2301 保育料軽減・給食費無償化・インフルエンザワクチン接種補助の子育て支援策について

少子化対策として、保育料・給食費無償化 インフルワクチンで子育て世代支援を

   知立市議会12月定例会一般質問で、日本共産党の中島たかし議員は、保育料軽減、給食費無償化等子育て支援策について質問しました。共産党市議団の来年度予算要望にも入っており、強く実現を要求しました。その内容をお知らせします。

3歳未満児の保育料 無償化・軽減について

 9月議会で18歳以下2人目の3歳未満児保育料の減免制度が左表のように決定しました。9月議会では県の減免制度が所得制限を導入し、市民税所得割30万1千円以上の世帯は第2子減免の対象外になることが問題になりました。安城市や刈谷市は所得に関係なく第2子全員を無償化しており、知立市も第2子全員を無償化することを求めました。また、東京都や小牧市、田原町は3歳未満児全員の保育料を無償化しており、知立市も完全無償化に向けての施策を進めるよう要求しました。
 

 

小中学校学校給食費 無償化について

   政府は来年4月から小学校給食費無償化を表明しているが、国から具体的な通知は来ているかとの問に「現時点では国からは何も来ていない」との答弁。小中学校給食費は総額いくらかとの問いに、小学校は1食250円で1億7490万円、中学校は1食280円で1億3千万円との答弁。安城市等の他市ではすでに小中学校の給食費無償化が行われており、知立市も国の小学校給食費無償化を機に中学までの無償化を進めるよう求めました。(10日付新聞で国と県が半分ずつ財政負担する案を全国知事会に提示と報道)

インフルエンザワクチン接種補助について

   インフルエンザワクチン接種は65歳以上の人には市の補助で千円で受けられますが、小中学生への補助はありません。小中学生がワクチン接種を受けると1回3500円かかり、複数の子どもを持つ親はその費用もばかになりません。感染して休めば親も休暇を取らなければならず、子どもの勉学の遅れも気になります。現在18歳以下の子ども医療費は全額公費負担となっており、ワクチン接種で、感染を防ぐか症状を軽くすることができれば医療費削減効果もあるのではないかと指摘しました。小中学生全員に接種したとしても3350万円です。無償化しても全員が受けるわけではなく、組合健保で実施しているところもあり、市の負担は少なくなる可能性があります。

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