活動日誌−東奔西走

【09.02.03】認知症サポーターの講習に参加しました。中島牧子。

まず理解することが大切。認知症予防はメタボ予防が決め手。小銭を数えて・・。

  南医療生協知立支部が主催した認知症の勉強会に参加しました。生協病院の看護師でケアマネージャーでもある女性の講師が、経験のお話やまたDVDの上映などで分かりやすく講義されました。「昨晩の食事はどんなものでしたか?」と会場に質問され、みな一瞬「えーっと」と冷や汗。「では、夕食を食べたことは覚えていますか?」「それが分かれば認知症ではないですよ」・・・一同胸をなでおろす一こまも。予防は生活習慣病にならないこと!発症率が6倍ともいわれるそうです。また、「小銭を数えるのはいいですね」と。認知症の方は買い物に行って小銭が数えられず、1万円札を出す人が多いのだそうです。参加者の中から「小銭が山のようにたまるのです」と家族の経験を話も出ました。
軽度から重度まで例を挙げられての講義でした。
 

オレンジのリングを頂きました。何ができるのか分かりませんが、認知症の方の不安を受け止めることから。

  サポーターの心得の話は重要なものでした。基本は「認知症の方、それも重度になっている方もプライドがあり、それを尊重する対応でなくてはということです。長い人生で培ったその方のプライドまでなくしたわけでなく、ただ分からなくなって不安でいっぱいなので、受け止めていく姿勢で接してください」とのこと。父の経験ですが、とんでもないことをするのを見て大きな声で「あっ、危ない!だめ!」と口走ったことがありました。あれも父が傷ついた一瞬だったかもしれません。本当に勉強させてもらいました。講習を受けた方全員にオレンジのリングを頂き、サポーターの自覚を持つようにと締めくくられました。

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