市政の動き−議会報告

【09.03.31】林市長は「公約」を守ってください。3月議会で退職金、総合公園など日本共産党が質す

総合公園。基金1.5億円削減、測量中止したが、「総合公園は必要」とも強調=林市長=

  林市長は、「財政が厳しく、他の大型事業もある中で、総合公園の建設を一時凍結する」と公約しました。そのため、20年度予定されていた基金1・5億円を取りやめ、測量調査なども中止しました。
 ところが、市政会、公明党などが建設推進を要求し、「せめて基金積立を復活するよう」求めると、「私も総合公園は必要と考える。撤回ではない」」と強調。「財政計画をたて、早い時期にゴーサインを出したい」と答弁しました。(写真は、市が示している総合公園の候補地。知立東高校の南、猿渡川との間、約9haの田園地帯)
 総務部長は、「今のままなら平成24年度で財政調整基金はゼロ、準財政再建団体になる」と説明。玉虫色の市長答弁は大問題です。公約はきっちり守るべきです。

退職金ゼロ。退職手当組合の条例改正困難なら、「給料カットで対応」と腰砕け。

   林市長を「退職金ゼロの市長さんね」という市民がいます。選挙公約が印象的でした。3月議会では「退職金ゼロをどう実現するか」の質問が続出。市長は「市長の退職金を、退職手当組合の条例改正で除外できるよう要望書を出した」と答弁しました。知立市を含め県下61団体が加入している退職手当組合から脱退すれば可能ですが、現時点では困難です。
 市長は、「退職金ゼロが不可能なら、それと同額を給料カットして対応したい」と表明。早くも公約の方向転換で、腰砕けです。

「子育て環境日本1」といいながら、西児童クラブ増築予算や保育施設整備基金を予算査定で、市長がカット!

「子育て環境日本一」を公約した林市長は09年度計画されていた西児童クラブの増築予算をカット、また老朽化した保育園を改築するための「保育園整備基金」5千万円(09年度)をカットしました。
 日本共産党は、子育て支援政策を打ち切る市長を批判。年度内の予算復活を求めました。

敬老祝い金もカットだなんて。

   実施が約束されていた敬老祝い金の年齢拡大(80歳)予算もカット。共産党の追及で年度内復活を約束しました。

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