市政の動き−議会報告

【09.06.10】2009国民平和大行進、知立市役所前で出発集会。北朝鮮の核実験に抗議

国際社会が一致して核廃絶を唯一の被爆国の役割発揮を

  今年の平和行進は52回目を迎え、5月6日東京・夢の島を出発し、5月31日から6月11日まで「あいち平和行進」として県内を行進。今年も「原爆の火」を先頭に、「ふたたび被爆者をつくるな」「核兵器なくせ」と原水爆禁止世界大会が開かれる広島に向かいます。6月3日(水)には、午前9時30分から知立市役所前(中央公民館正面玄関前)で出発集会を開催しました。

知立市役所前の出発集会に80名が参加。清水副市長が挨拶しました。

  出発集会ではプラカードやのぼり旗が林立するなか、通し行進者の矢部常次さんが「会社を3か月休んで行進に参加した」とあいさつ。地元・知立市の清水副市長(写真)は、「核廃絶に向けた『平和宣言』制定に努力する」と参加者を激励しました。
 知立市議会は6月4日、6月定例会の冒頭で、「北朝鮮の核実験に抗議する」決議を全会一致で可決しました。

「非核日本宣言」で、核廃絶の国際世論を。

 日本共産党は、北朝鮮に核放棄を迫っていくうえで、国際社会が一致結束して対処すること、世界の核廃絶の流れをさらに大きくすることが、北朝鮮と世界の核兵器廃絶への確かな力になると考えます。 核兵器廃絶にむけ、唯一の被爆国・日本の果たす役割は決定的です。日本政府は国の内外に「核兵器廃絶の提唱・促進」「非核三原則の厳守」をあらためて宣言し、「非核日本宣言」として各国政府に通知し、核兵器廃絶のための共同の努力をすべきです。

林市長は早急に「非核平和宣言」の制定を。

「あいち平和行進共同連絡会」の代表は5月22日知立市を訪れ、6月3日の平和行進知立集会を前に、原水爆禁止2009年世界大会への支持・賛同署名、日本政府に対する「非核日本宣言のよびかけ」への賛同署名など要請しました。
 しかし、担当部長は「早い時期に平和宣言をしたい」と述べたものの、「先走って署名はできない」と署名に応じませんでした。林市長は、3月議会での日本共産党の質問に、「非核平和宣言」の早期制定を約束。従って核廃絶を求める署名にサインして意思表明をすべきです。「知立一新」をいいながらしがらみを断ち切れない市長の姿勢と核廃絶への本気度が問われる事態となっています。知立市は、約束どおり一刻も早く「非核平和宣言」を制定すべきです。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
二次元バーコード
RSSフィード(更新情報)