市政の動き−議会報告
【09.06.10】数え、80歳の市民に敬老祝い金が新設されます。
林市長が当初予算でカットしたが今年の敬老の日に間に合ったネ、
知立市議会6月定例会が6月4日開会され、6972万円の一般会計補正予算など、4議案が提案されました。林市長の予算査定で当初初予算に載せられなかった「敬老祝い金」173万5千円が6月補正で復活。日本共産党が要求した80歳を迎えた高齢者全員に、一人5千円の祝い金が支給されることになります。
347人を対象に民生委員が支給
今年の敬老の日には、数え年で80歳(基準日9月15日)を迎える市内の347人を対象に、一人5千円の敬老祝い金が支給されます。例年は88歳(1万円)、百歳(3万円)、最高齢者(3万円の商品券)のみに縮小されていたものが、拡大されます。
長寿を祝う「敬老事業」は、地域の老人クラブなどで積極的にとりくまれていますが、市や県の敬老祝い金支給事業は、財政難を理由に大きく後退しました。従来は80歳以上の高齢者全員に支給していたものを88歳と百歳の節目支給に変更。さらに愛知県は、07年度から88歳を廃止し、百歳のみの支給に限定するなど制度の後退は深刻です。
日本共産党は、「たとえ紅白饅頭一組だけでも長寿と敬老を祝う市の姿勢が大事だ」と指摘し、制度の充実を求めてきました。