市政の動き−議会報告
【09.06.10】与党会派(市民ク)が林市長を追及。「公約を実現できない市長は必要ない」と。
「市民に対する背信行為だ」ー水野市議が怒りの質問ー
6月定例会の一般質問で、林市長唯一の与党会派(市民クラブ2名)を代表して、水野市議が市長の政治姿勢を追及しました。
「公約実行を信じて林市長に市政を託した市民から、悲鳴、嘆き、落胆の声が寄せられている」と切り出した水野市議は、「選挙戦では行革・市政見直しを訴えたが、いまや一新とか改革とは無縁の行政運営だ」と市民の怒りの声を紹介。「政治家はぶれたら終り」、「公約がすべてだ」、「公約を実現できない市長は必要ないと評価されるのは当然だ」として、林市長の3月議会答弁について、「公約厳守の一貫性に乏しい政治姿勢が明らかになった」と指摘。
さらに、「建設委員会(総合公園建設を議論)では、『必ずしも公約を守らなくてもいい』(林市長)という不見識な発言はまことにいかん。即刻改めるべきだ」と批判しました。
その上で同議員は、市民は当然中止だと理解している総合公園建設について、「市長は反対か賛成か」と改めて問い、「公的ホームページに市長の日記的コメントを公表するのは公私混同であり、税金のムダづかいだ」として、中止を求めました。
傍聴者の一人は、「市長に対する与党議員の怒りにあふれた質問だった。市長は四面楚歌だ」と。