市政の動き−議会報告
【09.06.17】西小児童クラブの増築について、基本設計だけの6月補正予算では認められない。約束どおり今年度中に増築工事を=日本共産党= これに対し、「9月追加補正で対応」と市が答弁。
林市長による「当初予算カット」が遅れの要因であることは確か。
6月定例市議会の一般会計補正予算で、西児童クラブ増築の基本設計委託料110万5千円が計上されました。本来、当初予算で増築費を計上すべきものを、市長査定でカットし、日本共産党が強く批判、復活を求めていたものです。市は復活を約束したものの、予算化されたのは基本設計だけ。
6月補正では基本設計委託料のみ。
「子育て日本1」を公約に高く掲げた林市長は、最初の当初予算では、実施計画に約束されていた西児童クラブの増築予算3753万円余をカットしたことが、3月議会で大問題になりました。陳謝の末、6月補正での対応が約束されていましたが、上程された内容は基本設計委託料110万5千円のみ。これでは復活とはいえません。
実施設計、増築工事の予算化を要求。「早期増築に努力する」市長答弁
日本共産党は、今年度の各児童クラブの登録状況を質し、西児童クラブが定員の2倍超(左表)であることが明らかに。今年度中に増築するよう強く要求しました。
市長は「当初予算のカットが遅れの要因」であることを認め、「早期増築に努力する」と答弁しました。
今後、「豆の木クラブ」の増設を検討する。
さらに未だ増築がすんでいない児童クラブの対応を質しました。市は豆の木クラブ(知立小)の増築をあげ、「今後、場所の問題や時期について検討課題にする」と答弁しました。