市政の動き−議会報告
【09.07.15】今年度、高齢者いきがいセンターを建設。「福祉の里八ッ田」の北側駐車場に。
「障害者交流の場」も設置、総事業費は3億円超に。
知立市は、高齢者の生きがい事業をさらに充実させるため、09年度に福祉の里八ツ田の敷地内に高齢者生きがいセンターを建設します。同センター内には、障害者団体の活動を充実させるための「障害者交流の場」も設置されますす。総事業費として3億1009万円、予算化されています。
高齢者の増加に対応した事業展開を目指し、シルバーバー人材センターの独立した活動拠点に。
知立市の65歳以上の高齢者人口は、5年後の14年度にピークとなり、現在の1万人余から約1万3000人になります。現在のシルバーバー人材センターは、福祉の里八ツ田の施設内に事務所を置き、生きがい講座及び就労関係の講座を実施していますが、社会福祉協議会と同じフロアーを共有しているため、手狭となっており、独立した活動拠点づくりが求められていました。
高齢者生きがいセンターには、シルバー人材センターの事務所(78平方メートル)をはじめ、営繕作業室(90平方メートル)、軽作業室(84平方メートル)、同II(20平方メートル)をはじめ相談室や会議室が設置されます。
高齢者生きがいセンターは10年度から新施設がオープン
高齢者生きがいセンターは、「福祉の里」の現在の北側駐車場に建設し、鉄骨2階建て、建設面積551・39平方メートル、延床面積997・71平方メートルです。
市は、建築確認申請が下り次第入札を実施し、8月臨時市議会もしくは9月市議会で議決を得て建設に着手したいとしています。10年度から新施設がオープンします。新施設では、今以上に高齢者のニーズに応じた講座を開催し、幅広い人が参加できる事業展開をめざす方針です。