市政の動き−お知らせ

【10.02.01】クリーンセンター、今年4月から土曜日の搬入時間が延長します。

環境組合議会で、土曜日の搬入時間(午前9時〜正午)の延長を再三要求。   =日本共産党=

   刈谷知立環境組合(管理者刈谷市長)は09年12月15日、「土曜日の粗大ゴミなど直接搬入の受け入れ時間(現行午前9時〜正午)を延長する」と組合議会で答弁しました。日本共産党が再三にわたり利用時間の延長を求めていたもので、10年4月に実施されます。

土曜日も平日並みに午後4時までに延長

   環境組合は、費用がかかることを理由に時間延長の要求を拒んできましたが、再三の時間延長の要求に利用者への需要調査を実施しました。
 調査の結果、「時間延長の要望が大きいことが判明した」として、実施に踏み切るものです。実施時期は10年4月で、土曜日の利用時間を平日同様の午後4時まで延長するものです。
左表は、クリーンセンターへのゴミ搬入量の推移ですが、全体では微減になっているものの粗大ゴミは増加傾向です。ゴミ減量は二酸化炭素対策を含め重要課題であり、搬入時間が延長になるとはいえ、さらなる減量が求められます。

発電設備の設置で環境にやさしい施設へ

 新クリーンセンターには、焼却熱を利用した自家発電設備が設置されています。最大出力6400kWで、ウォターパレスを含む施設内電力をまかなう設計です。その上、余剰電力は中部電力に売電するもので、09年度では売電収入として359万8千円を計上しています。実際には予想をこえる発電量となったため、12月補正予算で2千万円増の売電収入を計上しました。
 また、中電から買い入れる電気料金を1千万円減額。初年度の経済効果は、3359万円8千円です。発電設備に多額の公費を投入しており、今後も環境にやさしい施設として、その活用に期待が高まっています。

灰熔融炉設置したがスラグの売却は前途多難。

 国はゴミ焼却灰の減量化のため、焼却施設への灰熔融炉設置を義務づけたため、環境組合も設置。しかし、焼却灰を灰熔融して生ずるスラグの活用が問題になっています。
 スラグは道路の路盤材等に活用可能で、メリットがあるとされてきました。環境組合は、09年度スラグ量を4800tと見込んでいますが、09年11月末までに売却できたのは18・9t(t=200円)。たったの0・4%にすぎず、資源化は前途多難です。
 当面は知立市第2最終処分場の埋め立てに必要な川砂の代用として利用されます。その先は・・・?

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
二次元バーコード
RSSフィード(更新情報)