市政の動き−議会報告

【10.02.03】子どもが主役。南保育園の建て替えで「1年休園」は認められない。

移転新築を提案、日本共産党。「休園避けるよう全力」市当局が約束。

   建築後41年余が経過した知立南保育園は、建て替え計画がすすんでいます。市当局は昨年11月、園の敷地が狭く、仮園舎を建てるスペースもないため、「建設時に、1年休園するしかない」方針を打ち出しました。日本共産党は昨年の12月議会で、「休園は絶対認められない」「あらゆる方法で休園を避けるべき」と追及。市長は「休園を避けるよう全力を尽くす」と表明しました。

市が方針変更し、移転新築の用地取得へ

   「1年休園するなら、その間、子どもたちはどうするのか」との質問に、「高根、新林、なかよし、猿渡などの保育園に一時的に移ってもらう」と答弁。日本共産党は「保育士や子どもたちの絆を断ち切ってしまい、親も通勤上、不便になる。子どもたちの目線で考えるべき」と、指摘。休園を避けるため借地も含め移転新築すべき」と強く要求しました。
市はその後、県の建設事務所と相談。不可能としいた調整区域農地での建築が、条件によっては可能であると判明したため、移転新築の方針に変更しました。
現在、用地交渉に入っており「10年度予算に用地購入費を計上する」ことを明らかにしています。

定員拡大へ。子育て支援センターも併設

  南保育園は、現在130名の定員ですが、新築計画では定員を拡大し、3歳未満児の受け入れ拡大や保育時間の延長が盛り込まれています。さらに、地域の子育て支援の多機能化を図るため、子育て支援センターを併設。入園前の育児相談や親子の居場所づくりになり、児童センターの未設置地域であるだけに、その役割が期待されます。
 なお現在、南保育園は保護者駐車場が大変手狭であり、駐車場の整備が今後の大きな課題になっています。

議会の論戦が市政を動かす。日本共産党が本領発揮。

  南保育園の1年休園に真っ先に「待った!」をかけ、議会論戦をリードしたのが日本共産党です。保育園用地を調整区域の農地内で購入することは、「法的に不可能」と考えていた市当局を議会内外で叱咤激励。移転新築実現への道筋が明らかになりました。市民の立場でトコトンがんばり、本領を発揮した日本共産党です。
 「住民こそ主人公」を貫く党だからこそ、市政を動かす原動力の役割を果たすことができます。

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