市政の動き−議会報告

【10.02.25】10年度予算。一般会計199億円(2.2%減、市民税は19.8%減の45億円)

子ども手当10億円を計上、一般会計は実質7%の減額。

   知立市の10年度一般会計予算は、199億1千万円で対前年度比2・2%の減額。国の子ども手当予算を除くと実質7%の大幅減額です。10年度の税収は、法人市民税が4億円に落ち込み金融危機前の08年度比64%の減収に。個人市民税も41億円で対前年度比17・3%の減(表1)となっています。

税収減を基金繰り入れと借金で対処

 知立市は、前年度比で11億円を超える税収不足に対処するため、財政調整基金を過去最高の16億5千万円繰り入れ(表2)、しかも、臨時財政対策債(借金)を限度額いっぱいの8億5千万円発行しています。
 歳出ではミニバス更新事業を1年延伸。10年度でバス3台を購入(2台廃車)し、知立団地線復活の計画について、林市長は予算化を見送りました。議会答弁を反故にし、市民サービスカットの姿勢は納得できません。

朗報!日本共産党の提案みのる!寝たきり、認知症高齢者に介護手当月3千円支給

   市内に在住する在宅の寝たきり高齢者または、認知症高齢者(要介護4と5)で、常時生活介護を受けている場合に、今年4月から介護手当月額3千円が支給されます。知立市は10年度当初予算で、本人所得200万円以下の118人を対象に423万4千円を予算化しました。金額はわずかですが介護に苦労されている関係者の労をねぎらうものです。日本共産党市議団は、碧南・刈谷・安城など近隣市で実施している介護手当を知立市でも支給するよう強く求めていました。

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