市政の動き−議会報告
【10.03.15】学校給食、アレルギー対応食4月〜スタート。当面は7品目の除去食を実施
新1年生も4月から実施、市政動かす日本共産党。
新給食センターで調理が始まってから5ヶ月余が経過しました。アレルギー対応室(25平方メートル)が設置され、新学期4月から、食物アレルギーのある児童も友達と一緒に給食を食べられると期待が集まっています。当面は7品目の除去食を実施する方針。しかし、新1年生は9月実施との方針に関係者から異論があがりました。日本共産党は3月議会、新1年生も4月実施を強く求めました。
新1年生の除去食、当初は9月実施と・・・。
アレルギー対応食は、一人ひとりの子どものアレルギー食品を把握し、当面7品目を除去して調理する方針です。調理現場、学校、
家庭の緻密な連携が必要です。間違ってアレルギー食物を食べたときの危機管理も必要で、神経を使う対応となります。従って、在校生は昨年10月から個別の準備が始まりました。ところが、市教委は新1年生について入学後の書類提出・個別懇談を経て、、対象者を決定するので、9月実施とし、発表しました。
幼・保ではすでに24名が除去食なのになぜ?
現在保育園で除去食を受けている市民から、「1年生になると除去食が途切れるのは納得できない。4月実施を」と強い要望が出され、日本共産党は3月議会一般質問で追及しました。保育園などで24名の年長児が除去食となっている状況が明らかにされ、教育委員会は、1年生の給食が始まる4月19日から実施すると答弁。 そのために、保育園などと連携し、申請書類の速やかな提出をお願いするとしました。
子ども課との連携で新入生対応すみやかに
当初から子ども課との連携があればこのような事態は避けることができたはず。今後、アレルギー対策協議会へ子ども課の職員が参加するなど対応を見直すべきです。
在校生は除去食16名、それでも弁当持参8名。将来は代替食の実施にも努力する=市教委=
在校生では27名が除去食を申請しましたが、アレルギー対策協議会の審議などの経過の中で除去食を16名と決定しました。その他、飲料牛乳のみの除去が7名、辞退は4名とのこと。アナフィラキシーショックの恐れなどから、引きつづき弁当持参は8名です。
除去食に加え、代替食が求められますが、市教委は「今後、除去品目を増やし、将来は代替食に対応したい」と答弁しました。